「13人目の探偵士」 山口雅也 講談社文庫
気を失い意識を取り戻した「私」は密室殺人現場にいた。
まさに警察がドアを破り入ってくるところだった。
記憶を失い、自分が誰かもわからない。もしかしたら、自分は犯人?
容疑者になり、事件の真相を解明しようと探偵に依頼する。
この物語はここからが面白いんです。
3人の探偵から、誰に依頼するかを選べるのです。
それによって進むページが変わり、物語の風景も選んだ探偵によって変わってきます。
三者三様の捜査の方法、着眼点、推理の展開が違います。
あなたなら、どの探偵に依頼しますか?