旅の小説
J.スウィフト 作 坂井 晴彦 訳 C.E.ブロック 画
『ガリヴァー旅行記』(上下)福音館書店 2006年 1月20日 初版発行
私が、ガリヴァーが旅行した場所で面白いと思ったのは、
ラピュータ(飛ぶ島)です。
ラピュータでは、身分の高い人達が、たたき役という召使いを連れているんです。
この、たたき役は、先端に風船のような物を付けた棒で、
時々自分の主人を叩くんです。挿絵の感じでは、ふんわり叩いているみたいですね。
なぜ叩くのかというと、
主人たちは、いつでも深い物思いにふけっているため
時々、叩いてあげないと、他人の話を注意して聞けなかったり、
時には、崖から落ちたり、頭を柱にぶつけたりするそうです。
面白いですね。
ガリヴァーは、日本にもやって来ますよ。
スウィフトが『ガリヴァー』を出版したのは、1726年だそうですが、
その当時、日本をどんな風に描いたのか気になりませんか?
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