私が好きな小説たち 1
「そして誰もいなくなった」 アガサ・クリスティ
初めて読んだ時、この物語の終盤にやってくるあの驚きの瞬間はずっと忘れられません。
小説ってこんなに面白いものなんだと思った最初の一冊です。
「ひなた弁当」 山本甲士
物語の始まりは、覇気もなく頼りない優柔不断なダメなおじさんが主人公なのでちょっとウンザリするんですけど、この主人公が中盤からびっくりするくらいの急成長をするんです。
そこからが気持ちよく読めるんです。
もし、この小説を途中で投げ出した方がいらっしゃったら是非最後まで読んでほしいです。すっきりしますし、元気が出ると思います。
「カラマーゾフの兄弟」 ドストエフスキー
忘れることのできないミステリーです。
裁判の場面で、どうしてそんな結論を出したんだ?イワン!?
という疑問がいつまでも頭に残っています。
「海と老人」 ヘミングウェイ
この老人が本当に格好良くて、シビれます。
こういうことを男気っていうのかな?と思った小説です。
「あしながおじさん」 ウェブスター
正直で明るくて、悩んだり拗ねて癇癪を起こしたり、突拍子もない発想で楽しませてくれたり。
本当に自分の友達が手紙をくれているかのように読んだ小説です。
そして誰もいなくなった [ アガサ・クリスティ ] |
ひなた弁当 [ 山本甲士 ] |
カラマーゾフの兄弟(上巻)改版 [ フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフス ] |
カラマーゾフの兄弟(中巻)47刷改版 [ フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフス ] |
カラマーゾフの兄弟(下巻)48刷改版 [ フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフス ] |
【中古】 老人と海 新潮文庫/ヘミングウェイ【著】,福田恆存【訳】 【中古】afb |
あしながおじさん改版 [ アリス・ジーン・ウェブスター ] |